作業療法士
今より条件のいいところに転職したいけど、どの転職サイトに登録したらいいのか分からない…そもそも転職サイトって登録する必要ある?
ぽまこ
うーん、転職サイトに登録した方が便利な気がするよ。ここに書いてある転職サイトに登録するのは無料だし、登録しておいてもいいかもね。
作業療法士として2回転職した経験のある私が、おすすめの転職サイトをご紹介します。
転職サイトだけでなく、転職サイトに登録するメリットやQ&Aも記載しましたのでぜひ御覧ください。
転職サイトに複数登録すると情報がたくさん入ってくる
まずはじめにこちらをご覧ください。

(引用:リクナビNEXTより)
実際に転職を決めた人は、転職サイトに複数登録をしていることが分かります。
転職は情報戦で、一期一会のものです。
たくさんの情報を得ようと思うとやはり、たくさんの転職サイトに登録するのが手っ取り早いです。
おすすめ転職サイト3選
1.PTOTキャリアナビ
対象地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
特徴:医療分野や介護分野のベテランのアドバイザーが多数おられます。
履歴書や職務経歴書の作成のサポート、給与や待遇の交渉もしてもらえます。この運営会社の別のサービスで、柔道整復師の方やフィットネストレーナーなどの方の転職を扱っているのもあり、医療分野だけでなく介護分野などの求人が多数あります。
対象地域地域が狭いのが難点ですが、その分時間をかけて相談に乗ってもらえたり、手厚いサポートを受けることができます。
2.PTOT人材バンク
対象地域:全国
特徴:全国区なので引っ越しに伴う転職の際有用だと思います。
「有料職業紹介事業許可」の認可を受けているので、ハローワークで受ける再就職手当も対象になります。(期間によっては、有料職業紹介事業許可を受けているところからの紹介かハローワークでないと再就職手当がもらえないのです…)
求人情報は登録しなくても見れるので、一度見てみてはいかがでしょうか?
非公開求人も多数あるそうです。
3.マイナビコメディカル
対象地域:全国
特徴:同じく全国区です。
求人を見るだけもできるので、最初はそれでもいいかもしれませんが、マイナビコメディカルの全求人のうち、サイトに公開できない非公開求人が約40%だそうなので、やっぱり登録しておいた方が良い求人がみつかりやすいのではないかと思います。
また、アドバイザーが担当エリアの施設に実際に訪問して施設長や採用担当者に話を聞いたりしており、情報収集力が高いところが特徴です。
転職サイトを利用するメリット
正直、作業療法士という国家資格を持っていて、職務経歴もある場合、どこの施設も人を欲しがっているところが多いので、どのようなルートで受けても通る可能性は高いと思います。
そんななかでも、転職サイトを利用するメリットがたくさんあるのでお伝えします。
①転職のプロに相談することで、自分の考えがまとまりやすくなる
転職サイトに登録して求人を見るだけ、という使い方ももちろんあります。
ですが、実際に担当者の方に電話などで相談に乗ってもらうのがいいと思います。
プロに相談に乗ってもらうことによって、「自分がどうして転職したいと思ったのか」や、「どういったところに転職したいと思っているのか」などより深いところまで自分の考えをまとめることができます。
それは後々の面接などで生きてきます。
②多数の求人に当たることができる
はじめにお伝えしたように、転職活動とは人との出会いと同じく、一期一会のものです。
タイミングも合わなければ、出会えません。
転職サイトには非公開求人も多数あります。
母数を増やして選択肢を多くするため、複数の転職サイトに登録しておきましょう。
③かなり詳しく求人元の情報を仕入れてくれる
実際に利用して、特にここにメリットを感じました。
実際自分で探す場合、疑問点が出てきたら自分で求人元に電話して聞かなくてはなりません。
私としては電話するのはかなり勇気が要りますし、そもそも電話するとなったら仕事中に電話なんてできないので、休みの日…となったら求人元も休み…となってなかなか連絡できませんよね?
そんな時、担当者の方にメールで疑問点を聞いておけば、すぐに求人元に連絡をして確認して下さります。
また、自分が欲しかった情報以上のものを持ってきてくださることが多いので、かなり助かりました。
例えば私の場合だと、そもそも最初の聞き取りのときに「精神か発達分野で検討しています」と伝えており、個別案件の際に質問で分野のことを聞かずとも、「この案件に興味がある」と伝えるだけで「精神9割、身体1割だそうです」などと積極的に聞いてきて教えて下さりました。
また…
ぽまこ「土曜は毎週出勤なのでしょうか?」
担当者「土曜日は必ず出勤が必要、土曜日には発達分野の〇〇のプログラムがあるから。平日は発達分野の患者さんの〇〇プログラムなどがあります。時給は〇〇円から検討してくださるそうです。…」
ぽまこ「〇〇訪問サービスでは、何人体制で行くのでしょうか?」
担当者「基本は一名ですが、入職から2ヶ月は先輩に同行する期間が設けられているそうです。〇割は精神科の患者さんのようです。1日の訪問件数は約〇件だそうです。…」
などと本当に詳しく聞いてきてくださるので、応募するまでにかなり情報を仕入れることができ、イメージが付きやすくなります。
1聞いたら10返ってくるイメージです。
④履歴書や職務経歴書、面接の対策などを行なってもらえる
職務経歴書では自分で気づいていなかったPRポイントなどを教えてもらえることができます。
また、こういった言い回しがいいのではないか?なども教えて下さります。
面接の際には、聞かれそうな質問などを用意してくれますので、それに沿って答えを考えておくことができます。
面接は準備を完璧にしておくと緊張しなくてすみます!
プロに見てもらって準備をするので、自信を持って面接に挑むことができます。
⑤待遇の交渉をしてもらえる
既卒の場合、月給〇〇円〜〇〇円と求人が出ていることが多いですよね。
これは交渉次第でお給料が上下するということです。
自分で直接面接を申し込んだ時は、「いつ交渉したらいいんだろう?」、「どのくらいまで言っていいんだろう?」などなど不安が付きまといます。
転職サイトから応募すると、その一連の交渉を一手に引き受けてくれるのです。
私は気が弱いのでここに結構メリットを感じます笑。
Q&A
Q転職してこれから作業療法士の学校に行くことを考えています。転職する際、年齢制限はありますか?
A:作業療法士免許を取るのには年齢制限はありませんが、私の考えではやはり転職は若い方がいいのではと思います。
というのも働く分野にもよりますが、身体障害分野などでは結構体力仕事なので、年齢を重ねてからの転職となると体の方がきついのです。
身体障害分野で働く友人によると、身体がしんどくなって、作業療法士から違う職種に転職する方も少なくないようです。
逆に精神科だと、年齢を重ねたうえで違う分野から転職してこられる方はいました。
ちなみに私が通っていた学校では、社会人枠で30代の方がおられましたし、実際卒業して身体や発達の分野の病院で働いていらっしゃいました。
私が以前働いていた精神科の病院でも、作業療法士に限らず他の業界から転職してこられた方は多数おられました。
歳を重ねてからの転職が無理かと言われると、絶対に無理ということはないと思います。
Q公務員の作業療法士って何ですか?
A:私も過去公務員の作業療法士でした。
公務員の作業療法士というのは、ただ単に公立病院や国立病院などで働くということなので、特に仕事に大きな違いはありません。
民間よりは安定して昇給する傾向にありますが、注意していただきたいのが系列病院内で転勤があることが多いことです。
詳しくはまた別記事に記載したいと思います。
Q作業療法士を辞めて一般企業に就職したいです
A:作業療法士は資格職なので一度辞めても、ある程度経験があれば戻ってくることができると思いますので、一度挑戦されてはいかがでしょうか。
実際、私の周りでも違う職種に変わった方はおられます。
その場合はOTに特化したエージェントではなく、リクナビなど一般に名の知れたところに登録すると、求人の幅も広がると思います。
探すだけだったらタダですし、一度登録してみてはいかがでしょうか。
Q作業療法士は飽和状態と聞いたことがありますが、本当ですか?
A:2019年の厚労省の資料によると、既に現時点では需要数が供給数を上回っているとのことです。
また推計では、2040年頃には、供給数が需要数の約1.5倍となる結果になったそうです。(参考:厚労省)
でも私の体感としては、まだどこも人を欲しがっている印象です。
私自身が転職活動をした時、どこもウェルカム状態でした。
また前に働いていた病院でもずっと求人をかけているのに、なかなか人が集まらず困っているような状況でした。
【まとめ】転職サイトに登録すると転職先がみつかりやすい
以上転職サイトに登録すると、以下のメリットがあります。
①転職のプロに相談することで、自分の考えがまとまりやすくなる
②多数の求人に当たることができる
③かなり詳しく求人元の情報を仕入れてくれる
④履歴書や職務経歴書、面接の対策などを行なってもらえる
⑤待遇の交渉をしてもらえる
また、転職サイトは以下の3つがおすすめです!
転職を考えだしたらぜひ求人を見てみてくださいね!
それでは今日もご覧下さりありがとうございました。